Laundromat
アメリカでは、日本のように一家に一台洗濯機があるというわけでもない。そのため、アパートごとに共用の洗濯機が置いてあったりする。私が今滞在している宿は家の中に洗濯機がないため、コインランドリーで洗濯をしにいかなければならない。
英語でコインランドリーはlaundromatというみたいだ。
マディソンにいた時は、寮に備え付けてある洗濯機で、学生証のプリペイド機能で支払うことができていたので、アメリカのTHEコインランドリーははじめてということになる。
日曜日の昼過ぎだからか、結構賑わっていて、大きな銀色のドラム型洗濯機と乾燥機がところせましと並べてある。ここはインド系、メキシコ系の人たちが多く住む地域なので、インドの女性が着る大きな布の服など、みな大量に持ち込んで来ている。
少し自信がなかったので、近くの人にどうやって使うか聞いて洗濯を始めた。洗濯だけでもクオーターが8枚いるなんてこまったもんだ。
Laundromatの管理人の人が時々、洗濯機のふたの部分にある洗剤を入れる口の周りを拭いたり、ほこりをとったりするが、それ以外は管理人も携帯を片手に椅子に座っているだけだ。
私も、服をたたむ用の台の横に椅子があったのでしばらく座って時間を潰すことにした。今度からは本を持ってこようと思った。
Laundromatで少しドキドキするのは、自分の洗濯物が他人に見られるということだ。もちろん、逆も然りだが。袋から出して洗濯機に入れるとき。洗濯機から乾燥機にうつすとき。乾燥機から出して台の上で服をたたむとき。もちろん洗っている最中も見たければ見れる(そんな変なことをする人がいるのかとはおもうが)。見られて困る服など持っていないのだが、手際よくぱっぱと終わらせたい気持ちに駆られる。
乾燥が終わって、見よう見まねでそこらへんにあるキャスターつきのカゴをもってきてうつし、たたむ台に移動する。さて、ぱっぱと終わらせよう。この気恥ずかしさにもいつかなれるのかな。
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