インド人と

2日前、international studentがアメリカに入国したあとはじめて参加するオリエンテーションがあった。14:30からと言われていたが余裕を持って早くついたため、14:00からのに参加できることになった。融通がきく。

この時間の参加者は、私を含めて、日本、インド、インド、トルコ、南アフリカ共和国、韓国の6人だった。なんと多様なbackgroundであるか。そして全員Ph.D.である。各々自己紹介をする。生化学、開発学、政治学、などなど。25歳以上だけどこれからPh.D.を始める人や、結婚している人もいて、本当に世界の選択肢は広いなと感じる。

この大学で働く事務職員も、多国籍である。担当してくれたのは中国系の方だった。ひとりひとりにパッケージを渡し、ページごとの要点だけ簡潔に説明していく。随時、質問が飛び出す。

数日後までに記入して提出しなければならない書類が複数あったが、その説明が終わったころにもう提出している人がふたりいた。はやい。テキパキしている。私はその場ではおわらず、15分だけ残ってインド人の女性ふたりと一緒に記入することになった。二人の英語がとても速い。インド英語はマディソンにいたときの授業のTAで慣れていたつもりではあったが、こんなんだったっけと思うほど、速い。

記入が終わって、オリエンテーションのto doとしては完了したのだが、銀行開設を3人で行くことになった。最寄りの店舗に連れ立って歩く。

3人でうろうろしていると、銀行員の方が声をかけてくれて、3人まとめて口座開設の説明と手続きをすることになった。そんなことしてくれるの。すごいね。

学生向けのプランやサービス料のwaiverについて説明してくれる。私は前日に各銀行の比較をネットでみていたのもあって、そこまで疑問がわかなかったのもあるが、インド人ふたりの質問の湧き上がり方がすごかった。弾丸トークのように質問していく。しかも速い英語で。マディソンにいた頃の記事でもそんなことを書いたが、インド人の「わからない」とはっきり言う姿勢は私は見習うべきだといつも感じる。

オリエンテーション中に書類提出したあの二人といい、銀行で浮かんだ疑問をすぐに伝えるインド人二人といい、前のめりになってガツガツするに越したことはないとPh.D.生活の初日に痛感した出来事だった。


Yuka in New York

A day in NY

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